30代の性病には要注意!フェラした後に舌がヒリヒリする原因とは
風俗と性病は切っても切り離せない関係で、業種を問わず感染の危険性があります。よく「性病はセックスをしないと感染しない」と考えている方もいるのですが、実はフェラなどのオーラルセックスでも感染してしまうこともあります。
<フェラをした翌日に舌がヒリヒリする症状から考えられる性病>
フェラをすることで感染する性病は複数あり、梅毒・ヘルペス・クラミジア・淋病・HIVなどがあります。これらの中で舌がヒリヒリするといった自覚症状が出るのは梅毒・ヘルペス・HIVによるカンジダ感染で、どれも舌や喉に症状が出ます。特に痛みが出るのはヘルペスで、唇や舌に水疱ができて痛みを発します。しかし、これらの性病には潜伏期間があり、梅毒は10日前後、ヘルペスは2~3日前後となっていて、その間は症状を発症しません。よって、フェラをした翌日に舌がヒリヒリと痛むという場合は、性病ではなくフェラの仕方に問題があり、舌の表面に傷がついてしまって痛みを発していると考えられるでしょう。もちろんそれ以前に感染していた場合はその限りではありませんが、どのようなものであれ痛みが出てきた時はすぐに病院で診察を受けましょう。
<どこで受診するべき?放置してしまうとどうなる?>
性病は、どの種類にも言えることですが放置して自然治癒することはあり得ません。例えば、梅毒は発症からしばらくすると一度症状が消えてしまいますが、快癒したわけではありません。症状が出ない間も全身に感染が広がっていて、数年経ってからより深刻な症状が現れるのです。性病は、病院で診察を受け適切な治療をすることで、初めて完全に治すことができるのです。受診する場所ですが、最近では性病検査・治療を専門に行うクリニックが増えているほか、一般の病院であれば症状に合わせて受診する科を選ぶと良いでしょう。舌がヒリヒリするというのであれば、内科や皮膚科、歯科口腔外科などが該当しますし、それ以外でも産婦人科などで受診することができます。
<30代からの性病は特に要注意!きちんと診察を受けましょう>
性病に感染すると危険なことに年齢は関係ありませんが、30代以降の方は特に注意が必要でしょう。性病を放置していると、口内だけではなく子宮内膜炎や卵管炎に繋がり、さらに症状が進むと腹膜炎などに、最終的には治療をしてもその後遺症によって不妊症になってしまうこともあるからです。30代からは平時であっても不妊率が高くなっていくため、妊娠・出産を考えている方は若い時以上に気を付ける必要があるのです。こうした事態を避けるためには、定期的な検診や早期の診察が重要です。10代20代とは大きく変わってくるのが30代ですから、性病を疑うような症状が出た時だけではなく、性病になりそうな行為をした際も診察を受けてみることをおすすめします。